K820 McLaren M19A 1/12scale Fulldetail Kit
1972 Rd.2 South African GP winner #12 Denis Hulme
[McLaren M19Aについて]
1970年、マクラーレンはチームドライバー兼オーナーであるブルース・マクラーレンを事故で失うという苦しい状況に陥ります。そしてテディ・メイヤーにチーム運営が引き継がれ、新体制で迎えた1971年シーズン、多くのチームが従来の葉巻型マシンからの技術的脱却を模索し始めていたこの時期、マクラーレンチームがグランプリに投入したマシンがM19です。
M19型は、新機構のサスペンションを搭載し、燃料タンクを両サイド下部に設置し重心を下げるためにデザインされたコークボトルラインと呼ばれるボディワークを備えていました。M19型は1971年、M19Aとしてサーキットに登場、初年度は苦戦しましたが、ヤードレーをメインスポンサーに迎えた1972年には南アフリカGPで優勝し、その後改良と軽量化を施されM19Cとなり、1973年シーズン途中に名車M23に引き継がれるまでグランプリを戦い続けました。